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製作ゲーム関連

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何か 1 [The Ruins Of The Lost Kingdom]
何か 2 [The Ruins Of The Lost Kingdom]
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MarkCorgia
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駄文

「助けてくれ、誰か助けてくれ」

暗い森に、男の声が響いている。

「助けてくれ、誰か助けてくれ」

崩れやすい土の崖の中ほどに、男がぶら下がっている。

男がつかまっているのは、崖の上から垂れている細いツタだ。そのツタも、男の重みで次第に土から抜けて、ずるり、ずるりと男の体はずり下がっていく。崖の下は、暗くよどんだ底なし沼だ。

「助けてくれ、誰か助けてくれ」

暗い森に、男の声がむなしく響く。誰かが通りかかる気配はない。

少し離れた場所に、もう一本のツタが垂れさがっていた。手を伸ばせば届きそうだが、男はそれを見て言った。

「だめだ、だめだ。あっちにつかまって、もし一気にツタが抜けてしまったらどうする。そんな危険なことができるものか」

ずるり、ずるり。男はなおも底なし沼に向かってずり落ちていく。

さらにもう少し離れた場所に、崖から横向きに生えている小さな木があった。ぎりぎり飛びうつれそうだが、男はそれを見て言った。

「だめだ、だめだ。飛びうつるのに失敗したらどうする。それに俺は子供のころ、登った木の枝が根元から折れて落ちた友だちを見ているんだ。そんな危険なことができるものか」

ずるり、ずるり。男はますます底なし沼に向かってずり落ちていく。

「助けてくれ、誰か助けてくれ」

暗い森に、男の声だけが響いていた。

 

男がどうなったか、誰も知らない。

2009/07/06


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